低学歴の人が就職を考えた時、【介護職】を検討する人がいると思います。
そんな時に…
- 「自分に介護なんてできるのか?」
- 「介護ってどんな仕事するんだろう?」
- 「初めても続けられるかわからない」
このように悩む人が多いと思います。
介護の仕事には向き、不向きがあります。
でも悩んでるだけでは自分が合っているのかわかりませんよね?
なので本記事ではそんなお悩みを解決します。
記事が見終わった頃には、「低学歴×介護職」について理解できると思います。
この記事を見るメリットは以下の通りです。
- 低学歴の人が介護士に向いてる理由がわかる
- 介護の仕事・資格について理解できる
- 介護士に向いていない人がわかる
記事の最後には【介護士を続けるコツ3選】も解説してるのでぜひ、最後までご覧ください。
この記事を書いてるのは…
otetsuと申します。(https://twitter.com/otetsuburogu)
最終学歴は高校中退で、介護の仕事を8年ほどやっています。介護福祉士を持っており、現在はユニットリーダーとして働いています。(特別養護老人ホーム)
そんな僕が以下の内容を解説します。
低学歴の人が介護士に向いてる5つの理由
以下の5つが向いている理由です。
- 親しまれやすい
- 国家資格が取れる
- 未経験からできる
- 学歴より経験が大事
- 人手不足で確実に働ける
1つずつ詳しく解説していきます。
親しまれやすい
低学歴の人はお年寄り、職員どちらにも親しまれやすいです。
理由は、話しやすいからです。
【ガチガチのエリート大学卒業】よりも【少し抜けてる中卒】みたいな人の方が話しやすいですよね。
さらに10代・20代ならお年寄の孫、職員の子供と同じような年齢なのでものすごく可愛がられます。
介護の仕事は人間関係で辞める人が多いです。なので、親しみやすい低学歴の人はかなり有利です。
介護の仕事はお年寄りの話を聞き、できないところを手伝う仕事です。
なので介護の仕事をする上で、【親しみやすさ】はかなり重要なってきます。
国家資格が取れる
介護の仕事は『中卒』『高校中退』の様な低学歴な人でも【介護福祉士】という国家資格を取得することができます。
【実務者研修終了】【介護経験3年】と条件はあるものの、最短でも3年あれば取れます。
さらにケアマネージャーや、レクリエーション介護士など、さまざまな資格をとることができます。
実際に僕も、高校中退で介護福祉士を持ってます。
国家資格なので、一回とってしまえば一生使うことができます。
なので低学歴の人には、介護士をオススメしています。
未経験からできる
介護の仕事は、特別な学校や資格などがなくても始められる仕事です。
僕は8年程介護の仕事をしていますが、新人さんの6割くらいは未経験の方々です。
極端な話、明日から『介護士になる!』と言ってもなる事が可能です。
年齢不問のところも多く、僕は17歳の頃から介護の世界で働いています。
ただ未経験だと仕事についていけないことも多くあるので、【初任者研修】に通ったあとに就職することをオススメしています。
実際に僕も【初任者研修】終了後に働き始めました。
業界用語や医療用語など多く使うので、先に覚えておくとスムーズに仕事を覚えることができます。
学歴よりも経験が大事
介護の仕事では学歴はあまり関係ありません。
中卒の人でも、リーダーやケアマネージャー、施設長にだってなれます。
さらに採用条件の所に【高卒以上】と書いてある施設でも、経験があれば働くことができます。
理由は、人手不足により経験者を優遇しているからです。
実際に僕は低学歴ですが、高卒以上のところで働いたことや、現在はユニットリーダーをやっています。
なので介護の仕事やってみようと思ってる方は、早めに始めて経験を積んだ方がいいです!
人手不足で確実に働ける
介護の仕事を全く知らない人でも、介護士が人手不足というのは知ってると思います。
実際に僕が働く施設でも常に職員を募集してます。
低学歴の人でも、よほどのことがない限り面接で落とされることはありません!それ程、介護の仕事は人手不足な状況です。
ただプラスに捉えることもできます。
人手不足=確実に働ける=食いっぱぐれない
若いうちから経験を積めば、介護の世界で一生働くことができます。
資格と経験さえ積めば無双できる!!
介護ってどんな仕事をするの?
介護の仕事は大きく分けて2つあります。
- 身体介護
- 生活援助
一つずつ解説します。
身体介護
身体介護は、お年寄りに直接触れてお手伝いする事です。
お年寄りの出来ることはやってもらい、できないところは介助します。
例えば
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助 等
介護の仕事と聞くと、身体介護をイメージする人がほとんどだと思います。
生活援助
生活援助は、お年寄りの身の回りの事をお手伝いする事です。
生活する上で必要な家事などを中心に、介助をします。
例えば
- 料理
- 洗濯
- 買い物 等
たまにスーパーなどで、お年寄りを連れた介護士を見ることがあると思います。
まさにあれが、生活援助です。
介護の仕事は事業所によってやることが異なるので、自分に合った事業所を選びましょう!
ちなみに僕は、身体介護が多い特別養護老人ホームで働いています!
介護士に向いてない人3選
介護士に向いてない人の特徴は以下の通りです。
- 断ることが苦手な方
- 潔癖症の人
- 真に受けてしまう人
一つずつ解説します。
断るのが苦手な人
介護の仕事はお年寄りのできないところを手伝う仕事です。
なのでお年寄りからの要求を断らなければいけない場面もあります。
例えばお年寄りが、「車椅子押して」「ご飯食べさせて」と言っても自分でできる人は、基本的にやってもらわなくてはなりません。
ただ、苦手な人でも仕事をしていく上でぶっちゃけ慣れます。
僕も介護始めたての頃は断るのが苦手で、なんでもお年寄りの手伝いをしてしまっていました。断れないと自分も苦しくなってしまいますからね。
なので断るのが苦手な人は、向いてないと思います。
潔癖症の人
介護の仕事はお年寄りに触れ、【排泄介助】【入浴介助】【食事介助】を毎日行います。
食べこぼしが手についたり、お年寄りが入る風呂の掃除をしたりします。
僕も介護を始めた時は、かなり抵抗がありました。潔癖症という訳ではないですが嫌でしたね。
ただ、慣れました。長いこと続けると慣れるもんですね。
ですが慣れるといっても限度があります。潔癖症の人はお年寄りの人に触ることさえ抵抗があるかと思います。
なので潔癖症の人には、向いてないと思います。
真に受けてしまう人
介護の仕事は、理不尽にお年寄りからのさまざまな言動を浴びせられます。
「バカ」「お前はダメだ」などの言葉や、叩かれたり蹴られたりします。
それを真に受けてしまうと、病んでしまいます。
実際にお年寄りからの言動で、介護を辞めていく人はたくさんいます。
介護の仕事は、他の仕事と比べても病みやすい職業なので、真に受けてしまう人は向いてないと思います。
「まあいいっか」精神の人はかなり向いてます!
介護士を続けるコツ3選
介護士を続けるコツは以下の3つです。
- 仲の良い職員を作る
- お年寄りと仲良くする
- ストレス発散法を見つける
一つずつ解説します。
仲のいい職員を作る
介護士を辞める理由のほとんどが、職員との人間関係になります。
なので職員と仲良くなるのは、介護士を続ける為には必須です!
「別に仲良くならなくても大丈夫」「一匹狼で仕事するからいい」と考える人もいると思います。
僕も最初の頃は、「仕事だし別に仲良くならなくてもいいや」と思い、仕事をしていました。
結果、当時はマジで居場所がありませんでした。話す人もいなく、完全に孤立していました。
介護の仕事は、嫌でも他の職員と関わらないと仕事になりません。
なので仲のいい職員を1人は作りましょう。
1人で大丈夫です。
1人作るだけで居心地が全然違うので、離職率がグッと下がります。
仲の良の良い人がいると居心地が全然違う!!
お年寄りと仲良くする
お年寄りと仲良くする事で、仕事がやりやすくなります。
頼まれやすくなったり、多少のミスをしても仲が良いと許してくれることもあります。
実際に「あなたなら別にいい」と
逆に仲が悪い職員だと、徹底的に攻撃してくるお年寄りもいます。
その状況の中で、仕事をするのはかなりしんどいです。本当に病みます。
なので介護士を続けるためには、お年寄りと仲良くなった方がいいです。
ストレス発散法を見つける
介護の仕事はストレスが非常に溜まりやすい仕事です。
人間を相手にするので、ムカつくことや理不尽なことも多々あります。
そしてストレスを抱えたままにすると、絶対に病みます。
実際に他の職業より心を病む人が多く、介護の仕事を辞める多くの人は心が病んで辞めいってしまいます。
なのでストレスを溜めないように発散しましょう。
ストレス発散法はいろいろあるので、自分に合ったストレス発散をしましょう。
自分に合ったストレス発散法を見つけるポイントは、「終わった時スッキリしてるか」「気づいたら2.3時間たってるか」この2点です。
ちなみに僕のストレス発散法は、【寝る】【ゲーム】【映画】です
まとめ
最後に記事のポイントをまとめます。
- 低学歴=介護士に向いてる理由は【親しまれやすい】【国家資格が取れる】【未経験可】【学歴より経験】【人手不足】の5つ
- 介護の仕事は主に2つ【身体介護】と【生活援助】
- 介護士に向いていない人の特徴は【断れない】【潔癖症】【真に受けてしまう】の3つ
- 介護士を続けるコツは【職員と仲良く】【お年寄りと仲良く】【ストレスを発散する】
ここまでご覧になっていただけたら、低学歴=介護士に向いてる理由が、わかっていただけたかと思います。
低学歴だと、仕事の幅が狭いですよね。
「介護なんて嫌だ」という人もいると思います。僕も最初はそうでした。
ですがまずはやってみましょう。それでも嫌ならすぐにやめればいいんです。
この記事が少しでもあなたの参考になれれば幸いです。
一緒に介護士をやりましょう!!
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